ZOZOTOWNの購入品、ヤマトの宅配ロッカー指定が可能に

 

ZOZOTOWNで購入した商品の配送先として、17年8月23日から宅配ロッカー「PUDOステーション」を指定できるようになった。PUDOステーションは、ヤマト運輸のグループ会社が運営している。

購入時のPUDO指定は、EC業界では初めてという。つまり今までは再配達のタイミングでしか指定できなかった? それでは宅配ロッカーを設置した意味があまりない。実現してよかったし、これを広げるべきだろう。

PUDOステーションは、17年7月に設置台数が500台を突破した。18年3月までに首都圏を中心に3000ヶ所、同事業をスタートさせた昨年時点では、22年に5000ヶ所という目標を掲げていた。コンビニほぼ全店で宅配便を受け取れる現状に、数千台の宅配ロッカーが加わったところで根本的な改善にはなりそうもないが、帰宅途中にPUDOがあるラッキーな人には便利なインフラになる。

 

PUDO、ラッピングして用途の認知を広めては?


 

PUDOステーションは駅ナカだけでなく、スーパーやドラッグストアにも設置を進めている。利用のしやすさを考えれば当然、生活動線上に置かれて行くわけで、すなわち多くの人の目に触れるところに設置される。

オープン型宅配ロッカーという位置づけ上、ロッカーはPUDOのロゴをデザインした中立的なものだが、いいところに置かれているんだからプロモーションメディアとして活用し、ロッカーそのものをラッピングするといい。こんな具合に。

 

何に使用できるか一目で分かる

  

ZOZOTOWNで購入した商品はこのロッカーで受け取れますよと、ロッカー自身にアピールしてもらう。利用者への認知も進むし、広告収入にもなるだろう。

PUDOを設置しているスーパーも、店の中にあるのだから自社のネットスーパーの受取場所としてPUDOを活用するといい。とはいえ、温度管理の問題で、ネットスーパーで購入した商品を扱うには制約が多い。ネットスーパーを利用して購入したい常温管理の商品となると・・・、水とか紙類とか米とか、かさばるか重いものかになってしまう。自宅まで届けて欲しいものばかりで、宅配ロッカーには適さないようだ。

宅配ロッカーで受け取る商品として、ZOZOTOWNが扱うアパレルはちょうどいい。利用客の7割近くが女性で、なかでも自宅で宅配便を受け取るのに抵抗も覚える年代の女性が中心だ。

あとは宅配ロッカーそのものをどこに増やしていくかだが、駅やスーパー、ドラッグストアだと立ち寄りはするものの、そこから自宅までの距離は、荷物を抱えて歩くには遠いことも間々ある。コンビニですら遠いと感じる。以前にも書いたが(「ヤマトとアマゾンの交渉、ECのサービスレベルは後退するだろうか」)、自動販売機の置き換えで設置する道はないものだろうか。コンビニよりも家に近づく。

自販機は住宅街のいい感じのところに置かれている


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