iPhoneとは何か

iPad Proは、私にとって仕事の道具だ。Proとは業務用の意味だろうと思うくらい、仕事には手放せない。ただ、業務用だからこそだろうか、休日の外出時に持ち歩くことは少ない。だいたいiPhoneで事足りる。

iPhoneはタブレット端末とは異なり、仕事でも休日でも肌身から離さない。風呂に入るとき以外は携帯しているし、寝ているときは枕元にある。充電は寝ているときか、デスクワークの合間だ。これほど手放せないiPhoneとは、私にとって何なのだろう?

 

iPhoneは歩数計 

iPhoneを肌身離さない理由は明確で、歩数を測っているからだ。この機能が搭載されるまで、こんなにもiPhoneを持ち歩く理由はなかった。私は記録をつけだしたらやめられないたちで、歩行距離は次第に増えていった。ところが今年4月にOSのアップデートに失敗して、バックアップをとっていなかったために買い換えてから半年分の歩行データを消失してしまった。記録を更新していく意欲はだいぶ減退したが、今でもなお測り続けている。記録を失った心の傷が癒えたら、きっとまた月間平均記録の更新に挑むと思う。

 

iPhoneは財布

iPhone7に買い換えたのは、電子マネー「Suica」が搭載され、クレジットカードが(私の場合はiDで)使えるようになったからだ。SuicaとiDの非接触決済だと使えないところもまだ多いが、定期がiPhoneに集約され、電子マネーもiPhoneに集約したので、決済ツールとしての利用頻度は現金よりもクレジットカードよりも多い。財布を忘れて街にも仕事にも普通は行かないので(マスオの奥さんじゃあるまいし)、iPhoneは身につけている。

 

 

iPhoneで時間を管理

iPhoneを使うようになって最初の数年は、取材のアポなどのスケジュールは手帳に書き込んでいた。バッテリーに依存するものに予定を書き込んでおくのは、万が一にも電源が切れたら危険と思っていた。しかし移行期間を経て、完全にiPhoneに移行してからも、困ったことは一度もない。むしろデジタルで記録していた方が、1年ごとに切り替えねばならない紙の手帳よりはるかに重宝する。

iCloud経由でパソコンにもiPadにも同期するし、会社のWindowsからでもアクセスできる。紛失したらおしまいの手帳より、セキュリティ上もはるかに優れている。

スケジュール管理だけではない。そもそも私は腕時計をしていない。時間は携帯で確認している。

最初に携帯を持ったのは、もう20年も前だ。当時はPHSだった。それまでは腕時計をしていた。たぶん中学生から大学2年くらいまで、振り返れば7年くらいの短い間だった。

ほとんど腕時計なしで暮らしてきたからだろう、Apple Watchが登場しても、むしろ購入する理由を探してはみたものの、買えなかった。

スマホの必要性は、これまで使っていたものを置き換えるからこそ強烈になる。ガラケーからの置き換え。パソコンのブラウザからの置き換え。デジカメからの置き換え。また先にも触れたように、財布の置き換え、万歩計の置き換え、手帳の置き換えなどだ。

腕時計から置き換えたいと思う人は、Apple Watchを購入するのではないかしら。腕時計の慣習を廃止していた私が、あえて再びリストにバンドを巻く気にはなれなかった。

iPhoneは腕時計でもある。時間を見るのにオンもオフもないから、いつでも手放せない。

 

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